「ル・ポールのドラァグレース」で脳内ループ現象
癖になるル・ポールの楽曲

「ル・ポールのドラァグレース」を見れば、ルポールやドラァグクイーンのファビュラスっぷりについ夢中になる。美しいクイーンだけでなく、もうひとつ夢中になってしまうものがある。それはルポールの楽曲だ!ミュージックビデオ制作のほか、ランウェイやリップシンクなど、ドラァグレースのいたるところにルポールの印象的な楽曲が使われている。そんな多くの楽曲の中から、耳について離れない個人的中毒曲を紹介する。Let The Music Play!


『Cover Girl』

「ル・ポールのドラァグレース」と言えばこの曲ってくらい印象的な一曲!!スポットライトが点灯し、ステージの幕が開く、そしてさっそうと登場するルポール、そんなシーンを思い浮かべることだろう。そしてこの曲は、聴く者をあたかもモデルや女優にでもなったような気分にさせてくれる、ファビュラス・メイキングな一曲でもある。

ボサッとボテッと歩いてないで、背筋伸ばしてモデルウィーク。小粋に気取って何が悪い!?心地よく靴音鳴らして、ドラァグクイーンに負けじと女らしく歩くわよ!って具合に、キメキメに気分が高揚する。

『Cover Girl』で”女性らしさ”に加え”セクシーさ”にも磨きをかけたい時は、こちらの動画がおすすめ。「ル・ポールのドラァグレース」のシーズン11で振付師として登場した男性ヒールダンサー、ヤニス・マーシャル(Yanis Marshall)が踊る『Cover Girl』。西から昇ったお日様が東に沈んだとしても、絶対にこんな風に踊れない怠けた我が身が口惜しいと思うものの、身体ひとつでここまで強く美しいそしてかっこいい女性らしさを表現できるものかと、惚れ惚れする。何より振付がルポールの『Cover Girl』にぴったり過ぎて、見るだけで心が楽しくなる。



『Sissy That Walk』

『Cover Girl』に続き、こちらも軽快なダンスミュージックで足取りが軽くなり、意味なく自信満々で闊歩できるファビュラス・ウィーキングにぴったりな曲『Sissy That Walk』。『Sissy That Walk』は、「胸を張って女性らしく歩く」という意味を持つ。シーズン6では、ビアンカ・デル・リオほかトップ4が出演する『Sissy That Walk』のかっこいいミュージックビデオが制作されている。

詳しい英語は分からなくとも、「フライ・フライ・フライ~」という凛々しく響くフレーズを聞くと、女性だから”弱々しくしく儚げ”とは真逆の、女性だからこそ”貪欲に、強く美しく”といった思いっきりの良さを感じる。

「私なんて・・・」と何事も尻込みする前に、『Sissy That Walk』で度胸をつけて、転んでもただでは起きず、どんなシーンでも自分らしさを爆発させるドラァグクイーンのメンタリティーを身に着けたい。

『American』

「私はアメリカ人」を声高に連呼する『American』は、シーズン10のトップ4が行ったパフォーマンスで使用された。私自身は日本が大好きな日本人であるのだが、なぜかこの曲を聞くと潜在的なナショナリズムが強化され、今ここにいる自分が誇らしい気分になり勢いが増す、気がする。
日本人の持つしなやかな思考回路も素晴らしいが、アメリカ人の持つ力強くどんなことでも実現させてみせる自由な清々しい思考を、新鮮な気持ちで体感できる一曲である。

プレゼン前や英語の試験に挑む時、または”ここは自己主張をすべきだ!”という一世一代のシーンでこの曲を思い起こせば、隠れたアメリカ人並みのディベート能力が呼び覚まされ、堂々とした態度で雄弁を振るえること請け合いだ。



『Freaky Money』

「音楽に言葉はいらいない」と、誰が言ったか知らないが、この曲を聴けば分かる気がする。感動という意味ではなく、笑いという意味で。英語の意味が分からなくとも、「マネー」を小刻みに繰り返し笑いを誘うこの曲のタイトルは、『Freaky Money』。ここまで露骨に「マネー」を連呼されると、気持ちがよい!お金が嫌いな人間なんていないのだから。「ル・ポールのドラァグレース」ではリップシンクやダンスチャレンジなどで、度々使用される楽曲だ。

また、『Freaky Money』に似たようなメロディーのリピート系楽曲に、『Peanut Butter』がある。こちらは「ピーナッツバター」の言葉をコミカルに繰り返す。ちなみにピーナッツバターとは、女性が足を広げる様子が”ピーナッツバターを塗りつけたよう”であることを表しているらしい。しかし”ピーナッツバターを塗りつけたよう”という表現が、日本人にはどうもピンとこない。”頭に海苔を張り付けたような”滑稽な雰囲気というのが適当なのだろうか。

いずれにせよ、『Freaky Money』も『Peanut Butter』どちらも、頭にこびり付く中毒性の強いコミカルソングである。

『If I dream』

各シーズンのファイナル、アメリカン・ネクストスーパースターの発表と共に流れる印象的なメロディー。強豪クイーンの中から見事勝ち抜き、頂点に立ったクイーンと共に、喜びを分かち合う「ル・ポールのドラァグレース」のクライマックスとも言える楽曲だ。

「夢を思い描けばやがてそれは叶うのだ」という力強いメッセージが、栄光を勝ち取ったクイーンの輝く笑顔にリンクする。そしてこの曲を聴くだけで胸が熱くなり、感動がよみがえる。また、夢を諦めないこと、そして挑戦し続ける気持ちを思い起こさせてくれる応援ソングにも聞こえる。

叶えたいこと・成し遂げたい夢なんて崇高な野望などなくても、自信喪失・意気消沈そんな時には、生まれてから今のこの時まで、辛い事苦しい事さまざまな人生の側面で何とか生き抜いてきた自分自身を褒めたたえ、自分と真正面から向き合う勇気をくれる「やる気・元気・勇気」な一曲だ。


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