「ル・ポールのドラァグレース」
アーティストMVに出演するドラァグクイーン

華やかで美しく個性的なドラァグクイーンたちは、多くのアーティストたちの創造性をインスパイアしている。そのため、『ル・ポールのドラァグレース』卒業クイーンは、実に多くのアーティストのミュージック・ビデオに出演している。数多くあるMV作品の中から、今回はドラァグクイーンがほんの少しの時間アーティストの花を添えるだけの作品(カメオ出演)ではなく、ドラァグクイーンが全面に出ている、
“ドラァグクイーンが目立ち過ぎるアーティスト・ミュージック・ビデオ”を集めてみた。


レディー・ガガ(Lady Gaga) 『Applause』2013年
Official Lyric Video

ご存知世界の歌姫・レディ・ガガ『Applause』のリリックビデオ(楽曲の歌詞をテーマに構成されたミュージックビデオ)の全編に渡り、ステージ・パフォーマンスを披露するドラァグクイーンを見ることができる。
レディ・ガガは、『ル・ポールのドラァグレース』シーズン9でゲスト審査委員として出演したり、シーズン2・3とオールスター3出場のシャンジェラとシーズン4のウィラムが、日本でも公開され話題を呼んだレディー・ガガ主演映画『アリー/ スター誕生』に出演したりと、何かと『ル・ポールのドラァグレース』と縁深い。

【MV・出演ドラァグクイーン】

  • シャネル(Shanel):シーズン1
  • シャンジェラ(Shangela):シーズン2・シーズン3・オールスター3
  • レイヴン(Raven):シーズン2・オールスター1
  • モーガン・マクマイケル(Morgan McMichaels):シーズン2・オールスター3
  • ウィラム(Willam):シーズン4
  • ディートックス(Detox):シーズン5・オールスター2
  • コートニー・アクト(Courtney Act):シーズン6

シェール(Cher)『Womans World(Remix)』2013年
feat. RuPaul’s Drag Race

ルポールも大好きだと公言する歌姫・シェールの曲『Womans World(Remix)』のMVでは、数人のドラァグクイーンが華麗にリップシンクをする姿を見ることができる。このMVに出演しているチャド・マイケルズは、シーズン4のスナッチゲームにおいて、一番得意とするシェールのものまねで、メインチャレンジを勝利した。
シェールのMVだけあって、チャド・マイケルズがひと際輝いているのはもちろんのこと、アリッサ・エドワーズが魅せる若きソフィア・ローレンを彷彿とさせる力強く妖艶な姿が、個人的にはとりわけ美しく思う。

【MV・出演ドラァグクイーン】

  • シャンジェラ(Shangela):シーズン2・シーズン3・オールスター3
  • マニラ・ルソン(Manila Luzon):シーズン3・オールスター1・オールスター4
  • チャド・マイケルズ(Chad Michaels):シーズン1・オールスター1
  • アリッサ・エドワーズ(Detox):シーズン5・オールスター2



MNDR『Feed Me Diamonds 』2012年
Official Video Featuring Raven

MNDRは、女性ヴォーカリストAmanda Warnerを中心とするアメリカのエレクトロ・ユニット。まるでレイヴンのプロモーション・ビデオのように、素顔もセクシーなレイヴンが、美しく妖艶なクイーンへと変身していく姿を、切ない歌声と共にMVの全編で楽しむことができる。

【MV・出演ドラァグクイーン】

  • レイヴン(Raven):シーズン2・オールスター1



アリー・エックス(Allie X) 『All The Rage』2016年
Official Music Video

カナダ・トロント出身で、現在はLAを拠点に活動するシンガーソングライターのアリー・エックスのMVに登場するのは、シーズン7のバイオレット・チャチキ。アリー・エックスとほぼ”双子コーデ”に身を包んだバイオレット・チャチキが、MV全編で美しくミステリアスな雰囲気を漂わせている。
鮮やかな青い海と砂丘が印象的なこのMVは、カリフォルニア州にある世界屈指の絶景ロードであるパシフィック・コースト・ハイウェイで撮影されている。

【MV・出演ドラァグクイーン】

  • バイオレット・チャチキ(Violet Chachki):シーズン7



リゾ(Lizzo)『Juice』2019年
Drag Race Version

ラッパーでありシンガー・リゾのシングル曲 『Juice』の、ボーナスビデオとして発表されたドラァッグクイーン・バージョンのミュージック・ビデオ。シーズン11を中心に、ルポールのドラァッグレース卒業クイーンが多数出演している。
リゾはシーズン10のエピソード10で、ゲスト審査員としてし出演しており、その回のボトム2よるリップシンクでは、リゾの”Good As Hell” が課題曲として使われている。

【MV・出演ドラァグクイーン】

  • モーガン・マクマイケル(Morgan McMichaels):シーズン2・オールスター3
  • ソニーク(Sonique):シーズン2
  • マライア・パリ・バレンシアガ(Mariah Paris Balenciaga):シーズン3
  • ディートックス(Detox):シーズン5・オールスター2
  • メイハム・ミラー(Mayhem Miller):シーズン10
  • エイジア・オハラ(Asia O’Hara):シーズン10
  • シルキー・ナツメグ・ガナッシュ(Silky Nutmeg Ganache):シーズン11
  • アケリア・C・ダベンポート(A’keria C Davenport):シーズン11
  • ソジュ(Soju):シーズン11

テイラー・スウィフト(Taylor Swift)『You Need To Calm Down』
2019年 Drag Race Version

 

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LGBTQコミュニティへの応援ソングであるテイラー・スウィフトの『You Need To Calm Down』のMVでは、『ル・ポールのドラァグレース』のドラァッグクイーンのほか、ゲイであることをカミングアウトしているフィギュアスケーターのアダム・リッポン選手(ル・ポールのドラァグレース・シーズン11でゲスト審査員として参加)や、ドラァグレースでもお馴染みのアダム・ランバートやトドリック・ホールなど多数出演している。

このMVでドラァッグクイーンは、”Pop Queen Pagent”と題した舞台にそれぞれが有名歌姫のものまねをして登場している。ドラァッグクイーンの出演時間は約20秒と短いのだが、『ル・ポールのドラァグレース』ファンとしては見逃せない注目ポイントが2つ!
1つは、シーズン5のジェイド・ジョーリーがしているテイラーのものまねが、テイラー本人も納得するほどそっくりであること(シーズン5・スナッチゲーム時より完成度が増している)。そしてもう1つは、ドラァッグ界の生きるレジェンドである”あの方”が出演していること。
そのほか、それぞれのクイーン扮する歌姫と本物の歌姫を、見比べるのもまた楽しい。(ドラァッグクイーン出演は2:17頃から)
ちなみに、ジェイ・ジョーリーの横にいるビヨンセは、ドラァッグレースには出場していないが、ビヨンセのものまねをするドラァッグクイーンとして知られているRiley Knoxx。

【歌姫→歌姫に扮するドラァグクイーン ※下写真・左から順に記載】

  • アリアナ・グランテ(Ariana Grande)→タティアナ (Tatianna):シーズン2・オールスター2
  • レディー・ガガ(Lady Gaga)→トリニティ・ザ・タック(Trinity The Tuck):シーズン9・オールスター4
  • アデル(Adele)→デルタ・ワーク(Delta Work):シーズン3
  • カーディ・B(Cardi B)→トリニティ・K・ボネット(Trinity K. Bonet):シーズン6
  • テイラー・スイフト(Taylor Swift)→ジェイ・ジョーリー(Jade Jolie):シーズン5
  • ビヨンセ(Beyonce)→ライリー・ノックス(Riley Knoxx)
  • ケーティー・ペリー(Katy Perry )→アドレ・デラーノ(Adore Delano):シーズン6・オールスター2
  • ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)→アケリア・C・ダベンポート(A’keria C Davenport):シーズン11

最後に

『ル・ポールのドラァグレース』の番組以外で馴染みのドラァグクイーンの姿を見れるのは、親しみを感じながらも何だか新鮮な感覚だ。違うシーズンのクイーンたちを同時に見れるのも、ファンにとってはまた嬉しい。
そして改めて、ドラァグクイーンたちの圧倒的なエンターテイナーぶりには本当に驚かされる。


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